なんか、また中川翔子のことで微妙に騒いでいるので、俺も少し騒いでみようと思う。
そもそも、中川翔子を嫌いな人間のほとんどは、オタクとしての彼女の発言や態度からきているものと思う。
確かに、彼女がオタク系の番組に出演した折、その会話の内容などから「あれ、こいつこの作品知らねぇだろ?」というような発言は多く散見され、そのせいかネットで「にわか」と叩かれている。
まぁ、最近はツイッターでの発言や動きなどから叩かれているのがほとんどだが、嫌われている理由は、おおむねその微妙なオタク知識の発言からだと思っている。
自分自身は、あまり例をあげられるほど中川翔子に詳しくないのだが、中川翔子がテレビに出始めたころのそういった番組のなかで、レアなオタクグッズを紹介するようなコーナーがあった。
その中で中川翔子は、月姫やフェイトのキャラクターデザインでお馴染みの武内崇さんが、個人で発表していたころの同人誌について「あるかどうかもわからない、幻の同人誌」みたいな発言をしていた。
物は確か、個人で作ったヴァルキリーを題材にした同人誌だったと思う。
当時でプレミア価格十万ぐらいだったかと記憶しているが、まぁそれはどうでもいいか。
ちなみに、こんなもの名前で検索すればいくらでも情報出てくるし、幻などではけっしてない。
まぁ、人気のなかったころの個人誌など、数が多くないので現物自体は確かに希少なものではあるだろうが。
当時、この番組をみたときに自分も「なにいってんだこいつ?」ぐらい思ったが、
それでも、中川翔子がテレビで見せたサクラ大戦のイラストなどは、そこらの絵描きさんにも引けを取らないぐらいには上手だった。
ここまで書いておいて何をいいたいかとすれば、アニメや漫画、ゲームが好きなオタクであっても、すべからく知識を持ち、作品を理解しているわけではないということ。
今回、この更新をしようと思ったきっかけは、とあるまとめかなにかで中川翔子のツイッターの記事。
眠れないからアイチューンでアニソン聞くか、みたいなやつのリストの写真。
あの写真で、選曲がどうとか、これでもにわかか! みたいな意見があったみたいだが。
いや、作品見てなくても曲だけ好きなんていくらでもあるだろう。と思ったことから。
自分は山本正之さんの歌がかなり大好きで、カラオケでは四時間ぐらいなら余裕でいけるけど、かといってそのすべてのアニメを見たかと言われたら二割程度にしか届かない。
つまり、曲数=使われている作品が好きにはならないということ。
話は戻るが、オタクであるからアニメ漫画ゲーム全てに精通する必要はない。
好きな作品、好きなジャンル、好きな制作会社、好きな声優。
自分の好きなものだけに詳しくなってればいいのだ。
そもそも、オタクというのは昔は侮蔑の言葉であり、今ではファッションの一つとしてオタクという言葉が定着しつつあるというだけ。
それは仕事でもなければ生き様でもなく、それを念頭において生きる必要など皆無である。
が、中川翔子を嫌っている俺のような人間は、オタクという存在であるがゆえにそういう仕事をもらっている中川翔子に対して「いやいや、番組で取り上げる作品ぐらい前もってわかるだろ? 最低限原作読み込んでくるとか、映像作品流し見するとか、wiki読むぐらいしろよ」ということと、
「いや、なんでもかんでも知ってるなんて思ってねぇよ。ただ、知らないなら知らないなりの言い方や表現があるだろ? なんでそんな微妙な知識を我が物顔でどやぁと話してるの?」と、番組自体の流れは決まっていて、話す順番や掛け合い、会話の内容なども決まっているのだろうから、別に中川翔子本人にだけ問題があるわけではないのも理解しているが、それでもいわゆるにわかととれる行動、発言には気を付けて行ってほしいものである。
とまぁ、なんとなく勢いで書いた今回の更新ではあったけど、中川翔子事態も、自分が現在叩かれている状況を改善しようと、微妙なことをやるぐらいなら、自分が好きな作品を周りが引くぐらい語るぐらいでいいんだよ。
なんで、微妙にあおる方向に行動してあおられるんだこいつ。Mか、炎上商法かはしらんが、いまだにこいつが凄く好きな作品がなんなのかが理解できないぐらいにしか、中川翔子のオタク話を聞いたことがない。